学校に行けない日、子どもは家でどんなふうに過ごしたらいいのかなぁ。
勉強はどうしよう。ずっと家にこもりきりで、大丈夫かなぁ。
——そんなふうに考えているおとうさん、おかあさんも、いるかもしれないね。
何が正解かは、私にもわからない。
けど今回は、我が家でやっていた「パパ流の校外学習」のことを書いてみようと思う。
「へぇ、こういうやり方もあるんだ!」くらいの気持ちで、気楽に読んでもらえたらうれしいなぁ。
別室への登校をするようになって。それでも、毎日登校できているわけではなくて、朝、どうしても足が学校に向かない日もあった。
そういうときは、無理はさせず、自宅でできることをするという日々。ベネッセの自宅学習用のタブレットがあったから、とりあえず勉強だけはやってもらうようにしていたよ。
「校外学習だ!」——息子を仕事に連れ出した
私は、平日でも積極的に息子を外に連れ出すことにしたんだ。
私は自営で修理工場を営んでいるので、車検場に行くときには、「校外学習だ!」といって、息子を一緒に連れて行った。
車検場には、実際に検査ラインを通すところをそばから見られる見学スペースがあるんだよね。そこから息子に見学させながら、ラインごとに説明していく。
「ここはブレーキのテストをするところ」「ここはヘッドライトのテストをするところ」——といった具合にね。
それを、一生懸命にノートに取る息子の姿。今でも思い出すなぁ。懐かしい。

~車検場での校外学習。真剣にノートを取る息子。~
仲の良い業者さんのところへ行くときにも、一緒に連れて行った。
一緒に食堂で昼食をとったり、あるときは弁当を買って、海を見ながら昼食をとったり。
息子にとってどうだったかはもちろんだけど、私にとっても、すごく有意義な時間を過ごせていたと、今でも思うんだよね。
「あれ? 今日は学校おやすみ?」
そうはいっても、平日の早い時間ということもあって、行く先々で結構聞かれたんだよね。
「あれ? 今日は学校おやすみ?」
「学校はどうしたの?」
そんなとき、決まって私はこう答えていたんだ。
「絶賛不登校中です!」
「学校に行きたくないみたいなんだよね!」
そして、息子の頭に手をやって、「ねぇー!」と笑顔で息子の顔を覗き込む。そんなしぐさをしていたなぁ。
息子にも、必ず伝えていたことがある。
全然悪いことをしているわけではないんだから、引け目を感じる必要は全くないよ! ということ。
これは、不登校の子どもを持つおとうさん、おかあさんにも伝わるとよいなと思う、すごく大切な考え方だと思うんだよね。
何者でもない私が言うのは、すごくおこがましい気もするのだけれど。それでも、伝えたい。
本当に、引け目を感じる必要はないと、私は思うんだよね。
人それぞれに、人生がある。すごく大切なこと。
他人と比べてしまうと——周りと比べてしまうと——「みんなと同じじゃない自分」「みんなと同じようにできない自分」に、誰だって引け目を感じてしまう。
「自分」のペースで
人それぞれに、人生がある。
一人一人に、他人とは比べられない、その人だけの物語がある。
それなのに、人は周りの人との違いに不安を感じて、人と同じであることに安心感を抱くように思う。
不思議だね。
不登校の息子に、親としてできること。
何か特別なことができるとは、私は思わない。けど、精一杯、息子の味方でありたい。息子の側に立って、精一杯、気持ちを理解してあげたい。
たとえその時々で、周りの子に後れを取ることがあったとしても、別に気にすることじゃない。
みんなと同じように、同じ速度で成長していくことが、人生の目的でもない。
体の成長の速度と同様に、こころの成長の速度も、人それぞれ。
大切なのは、そこから先の人生で、しっかりと自分の足で歩み出せるように、しっかりと心を育んでいくこと。
見守っていきたい。
私と考え方が違う人がいるのも、当然理解しているよ。
だけど、私はこう考えているし、自信をもって、息子には伝えていく。
自分のペースで、全然大丈夫。
人生楽しく。笑顔で行こう! と。
それじゃ、また!

コメント